金持ち父さんは優秀な人を押し出して君臨し続ける

2018年12月27日

金持ち父さんは人のせいにするからやっていける

リーダーとして社員を守るというのは社長として重要な役割である。人を大事にできない組織はいづれ潰れていく。金持ち父さんは末端社員に対しては全く興味を持たないし、名前さえも覚えないので逆にいうと無害である。

しかし幹部なると前回記事のようなイニシエーションも多くあり、その存在に対して攻撃性を兼ね備えることもある。
そして、人を潰したのちに、あれはお前の接し方が悪いから潰れたという話をしてくるのだ。

幾たびのイニシエーションで洗脳されている幹部は金持ち父さんからのメッセージを100%で受け止めるしか選択肢を与えないのである。

潰された優秀な幹部

私が外部の人間だからこそその様子を客観的に捉えられるのだが、金持ち父さんはよく人を潰してしまう。合コンを作れと強要したり、これが仕事だと裸で踊ったり、色々狂っているところがあるのはご愛嬌だ。

外部からヘッドハンターを使って良い人材を採用したことがあった。年収1400万円は設定でハイスペックな将来の経営幹部候としての採用だった。

手取り年収の一覧表がまとまっているサイトによると年収1400万円というのは、手取りで年収1000万円ぐらいになる計算である。

実際に彼の知識や経験はその期待に答えられるぐらいのモノを持っていた。

しかし、彼は期待していた仕事を順次全うしていったが、社長との馬が合わなくなってしまった。
そのきっかけは、彼がもっとポジションを求めたり、給与アップを求めたところから起因した。

本当に優秀な人、会社での活躍が期待できる人だったので、そこは金持ち父さんが受け止めてあげて、条件出しするなど色々やり方はいっぱいあったが、一回、気にいらなくなるともうだめである。

そうして、つまらないいじめみたいなことをし始めて人を潰してくのだ。具体的には、食事に誘わないというのが王道である。みんなで食べにいく食事によばないって女子のいじめかよ、と思ったことを覚えている。
でも割り勘でもないし、金持ち父さんが楽しく食事をするためにの要素としては不要なのである。

人は簡単には洗脳されないし、彼のように高い年収で採用をした人であれば、能力も高い。
金持ち父さんは、最後に逆に自分以外頭のよくない人を揃えていくというマネジメントもあると言っていた。

とにかく独裁をしていたいということがよくわかる。
会社が倍に伸びるより、このままでいいので自分が王様でいられる状態を作り続けたいというようなことである。

だから、優秀そうな奴が自分の意図や考えに従わない、合わないと思ったら切り捨てていくのである。

おだてられるし、金持ちはどんどんわがままになれる。
こういう自分本位な状況を許していってればいずれ崩壊すると思うのだが、彼は地主でとにかく勝手にお金がどんどん入ってくるので暴君でい続けられるのである。